アルマイト-Anodizing-
アルミニウムの表面を電解法などによって酸化させて
酸化物の膜を作り、腐食しにくくしたもの。
耐食性・硬さ・耐耗性・耐熱性が向上し、
光沢が保持されるため台所用品をはじめ
多くのアルミニウム製品に利用されています。
白色・染色アルマイトや機能アルマイト等を扱っています。
無電解ニッケルめっき -Plating-
金属または非金属の固体表面に
金属の薄膜を強固に密着させること。
また、それを施したもの。
装飾・防蝕・表面硬化のため行い、
電気めっき・真空蒸着などがあります。
弊社では無電解ニッケルめっきを行っています。
化成処理 -Chemical Processing-
化成処理とは表面処理の形式のひとつで素材、特に金属の表面に処理剤を作用させて化学反応を起こさせることで耐食性や塗料との親和性など、元の素材とは違った性質を与える処理のことです。
電気化学による酸化や硫化、化学薬品による酸化、還元、及びアルミニウム、クロム、亜鉛などの酸化物やリン酸塩による皮膜形成などが利用されます。
ECC処理-Electro Ceramic Coating-
日本を含む10カ国で特許を持っている、プラズマ電解析出法を使った、耐熱性・耐摩耗性・耐食性に優れた革新的なコーティング技術です。
電気分解によって、コーティングを施したい金属の表面にプラズマを発生させ、厚さ5 〜 10ミクロンの酸化チタン皮膜を作ります。
従来の技術よりも耐熱性、耐摩耗性、耐食性ともに優れており、船や自動車のエンジン部品や草刈り機のような小型エンジンの部品のほか、空調機器や電子機器への適用が期待されています。
その他表面処理 -Other Processing-
【ショットブラスト】
鋼球をワーク(製品や治具など、処理対象のこと)に勢いよく噴射することで、ワーク表面に研磨作用をもたらします。
サビ・酸化スケール(酸化皮膜)落としや汚れ落としに使用されます。
【SUS電解研磨】
ステンレスの金属表面を電解反応を利用し、極微細な凹凸を溶解し、平滑化・鏡面化された金属面に仕上げる処理です。電解研磨された金属表面には耐腐食性に優れた均質でクロムリッチな不動態皮膜を生成します。